1月
20
"Pre Nielsen-Chuang" 量子コンピュータ勉強会 #2 「量子力学(その1)」
〜 量子コンピュータを「腹落ちして」理解するための基礎を勉強するコミュニティ〜
主催 : shokout
イベントの説明
参加登録はこちらから → https://quantumcomputing2.splashthat.com/
About the event
量子コンピューターを理論的にきちんと理解したい!そんなあなたにオススメの教科書が、Nielsen-Chuangの「Quantum Computation and Quantum Information」です。最先端の研究者からも、「はじめはこれで勉強した!」という声を耳にします。しかしながら、この教科書を「しっかり腹落ちして理解する」には、意外と幅広い前提知識が必要になります。「Pre Nielsen-Chuangシリーズ」と名付けたこの勉強会シリーズでは、量子コンピューターの理解の前提となる基礎知識を広く学ぶことを目指します。量子コンピューターを支える(ちょっと高度な)物理や数学を一緒に学んでいきましょう!
Who should attend
第2回となる今回のテーマは「量子力学(その1)」です。
物質の状態は、空間上での存在確率を示す「波動関数」で表されるという、シュレーディンガーの基本的な考え方から始まり、波動関数とヒルベルト空間(状態空間)の対応関係を理解していきます。運動量演算子と座標演算子の交換関係から導かれる不確定性原理など、量子力学の基本知識をおさえつつ、量子的な物質の状態を表す「状態空間」の概念を理解すれば、量子コンピューターに登場する「重ね合わせ状態」や「エンタングルメント」などの現象を「しっかり腹落ちして理解する」ことができるかも知れません?!
発表資料は https://speakerdeck.com/enakai00/liang-zi-li-xue-ru-men-1 で公開していますので、事前にレベル感を確認して、「6割ぐらいなら理解できそう?!」と感じた方、「よくわからないけど、面白そうでたまらない!」と感じた方の参加をお待ちしています。
Time Table
6:30PM–7:00PM
- 受付
7:00PM–7:05PM
- はじめに
会場設備のご説明 会の趣旨のご説明
7:05PM–9:00PM
- 勉強会
前回同様に、参加者の様子を見ながら講義を進めます。時間にこだわらずに、休憩を挟みながら、進める所まで進めて、残った部分は第3回に回します。
9:00PM–9:10PM
撤収
Speaker
中井悦司 氏(量子コンピューター仲間)
大学時代に専攻した素粒子理論の知識と、物理学を教えていた予備校講師の経験、そして、量子コンピューターの開発にも関わりのあるIT企業での経験がミラクルな融合を起こして、今回の勉強会の講師を務めることになりました。
発表者
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